UnityでBGMをループしながら鳴らす方法

🎵 Unityの「オーディオソース」ってなに?

Unityでゲームを作るとき、BGMや効果音を鳴らすために使うのが「オーディオソース (Audio Source)」コンポーネントです。
例えるなら、ゲーム内に置けるスピーカーのようなものです。

  • BGM → ゲーム全体に流れる音楽

  • 効果音 → ジャンプ音、爆発音、クリック音など

このオーディオソースを使うことで、Unityのシーン内に音を配置し、再生・停止・ループなどをコントロールできます。


🛠 使い方の基本

  1. 音を準備する
    MP3やWAVファイルをUnityのAssetsフォルダに入れます。

  2. オーディオソースを追加する

    • 音を鳴らしたいオブジェクトを選択

    • Inspectorで「Add Component」→ Audio Source を選択

  3. AudioClipを設定する

    • Audio SourceのAudio Clipに音楽や効果音のファイルをドラッグ&ドロップ

  4. 再生の設定

    • Play On Awake → シーン開始と同時に音を再生

    • Loop → 再生が終わったら自動的に最初から繰り返す


🔁 よく使う設定

項目名説明
Audio Clip再生する音のファイル
Play On Awakeシーン開始と同時に音を自動再生するかどうか
Loop再生が終わったら最初から繰り返す(BGMなどに便利)
Volume音量(0.0〜1.0)
Pitch音の高さや再生速度(1.0が普通)

💡 例:BGMをループ再生する

  1. 空のオブジェクトを作成し、名前を「BGMManager」にする

  2. Audio Sourceコンポーネントを追加

  3. Audio ClipにBGMの音楽ファイルを設定

  4. Loopにチェックを入れる

  5. Play On Awakeにもチェックを入れる

これで、シーン開始時にBGMが自動で流れ、ずっとループ再生されます。


🗒 まとめ

  • Audio SourceはUnityで音を鳴らすための「スピーカー」

  • BGMや効果音を簡単に設定できる

  • Loopを使えばBGMが切れ目なく繰り返せる

  • Play On Awakeでシーン開始時に自動再生も可能