PhysicMaterial(フィジックマテリアルについて)

今回の記事はUnityで使用されるコンポーネントPhysicMaterialについての記事になります。
それぞれの意味についてまとめてみました

各項目の意味

  1. Dynamic Friction(動的摩擦)

    • 物体が「動いているとき」に発生する摩擦の強さ。

    • 値が大きいほど、動く物体はすぐに止まります

    • 0 にすると、滑りやすくなります

  2. Static Friction(静的摩擦)

    • 物体が「止まっているとき」に動き始めにくくなる力。

    • 高いほど、押しても動きにくくなります。

    • 0 にすると、押すとすぐに動き始めます。

  3. Bounciness(弾力)

    • 衝突したときにどれくらい跳ね返るか。

    • 0 だと全く跳ねず、1 だとほぼ同じ高さまで跳ね返ります。

    • 1 以上にすると、衝突のたびにどんどん高くなることもあります。

  4. Friction Combine / Bounce Combine

    • 他のオブジェクトのフィジックマテリアルと「どのように組み合わせるか」を決めます。

    • Maximum:大きい方の値を採用

    • Minimum:小さい方の値を採用

    • Multiply:掛け算して組み合わせ

    • Average:平均値を取る


つまり

フィジックマテリアルをボールに付けると、

  • 摩擦は 0 → 滑りやすい

  • 弾力は 1 → しっかり跳ね返る

  • 他のオブジェクトとも最大の値で計算 → よく弾む

という動きになります。