
今回の記事はUnityで使用されるコンポーネントPhysicMaterialについての記事になります。
それぞれの意味についてまとめてみました
各項目の意味
Dynamic Friction(動的摩擦)
物体が「動いているとき」に発生する摩擦の強さ。
値が大きいほど、動く物体はすぐに止まります。
0 にすると、滑りやすくなります。
Static Friction(静的摩擦)
物体が「止まっているとき」に動き始めにくくなる力。
高いほど、押しても動きにくくなります。
0 にすると、押すとすぐに動き始めます。
Bounciness(弾力)
衝突したときにどれくらい跳ね返るか。
0 だと全く跳ねず、1 だとほぼ同じ高さまで跳ね返ります。
1 以上にすると、衝突のたびにどんどん高くなることもあります。
Friction Combine / Bounce Combine
他のオブジェクトのフィジックマテリアルと「どのように組み合わせるか」を決めます。
Maximum:大きい方の値を採用
Minimum:小さい方の値を採用
Multiply:掛け算して組み合わせ
Average:平均値を取る
つまり
フィジックマテリアルをボールに付けると、
摩擦は 0 → 滑りやすい
弾力は 1 → しっかり跳ね返る
他のオブジェクトとも最大の値で計算 → よく弾む
という動きになります。