テストってなに? ~ホワイトボックスとブラックボックス、単体テストとシステムテスト~

✅ テストってなに? ~ホワイトボックスとブラックボックス、単体テストとシステムテスト~

当スクールでは、プログラミングだけでなく「作ったものをしっかり動かす」ためのテストの基礎もレッスンで扱っています。
今回は、初心者の方にもわかりやすく「テストの種類」についてご紹介します。


🔍 ホワイトボックステストとブラックボックステストとは?

プログラムがちゃんと動いているかを確かめる「テスト」には、いろいろなやり方があります。
その中でもよく使われるのがこの2つです。

● ホワイトボックステスト

  • 中身(コード)を見ながらテストする方法です。

  • プログラムの内部の動きを理解して、「ここはこう動くはず」と考えてテストします。

  • 例:if文やループ(繰り返し)が正しく動いているかを確認する。

● ブラックボックステスト

  • 中身を見ずに、動きだけをチェックするテストです。

  • 「このボタンを押したら、ちゃんと計算されるかな?」のように、外から見た動作だけで判断します。

  • 例:足し算アプリで「2+3」と入力して「5」と出ればOK!


🧩 単体テストとシステムテストとは?

プログラムは、いくつかのパーツを組み合わせてできています。
そのパーツごと、または全体をまとめてテストする方法もあります。

● 単体テスト(Unit Test)

  • 小さな部品(部品=関数やクラスなど)を一つずつテストする方法です。

  • 例:計算機アプリなら、「足し算」だけをテストする、というイメージです。

● システムテスト(System Test)

  • 全部をまとめて、完成したアプリ全体をテストする方法です。

  • 例:ログインしてから、買い物かごに商品を入れて、支払いまでできるか確認する。


💡 初心者でも知っておきたい理由

「テストって難しそう…」と思うかもしれませんが、プログラムを作るうえで「ちゃんと動くか確認する力」はとても大切です。

当スクールでは、こうした基礎知識も丁寧に解説していますので、まったく初めてでも安心です!


🎓 まとめ

用語内容覚え方のヒント
ホワイトボックステスト中身(コード)を見ながらテスト中のしくみをチェック
ブラックボックステスト中身を見ずに動きだけチェック「外からだけ見てテスト」
単体テスト部品を1つずつテスト「細かく確認」
システムテスト全体をテスト「ぜんぶつながってるか確認」

少しでも「テストってこういうものなんだ」とイメージがわけばうれしいです✨
これからも一緒に、ものづくりを楽しく学んでいきましょう